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通販型(ダイレクト販売)自動車保険とは?

代理店型と通販型の違い

従来自動車保険は、自動車ディーラーや自動車保険の代理店を通じて販売が行われて来ました。
この代理店型の販売方法は、面倒な手続きを業者が肩代わりしてくれる点が、非常に便利でした。
一方、通販型自動車保険は、代理店を通さず保険会社が直接販売を行う方式です。
保険会社が直接販売を行うため、ダイレクト保険、ダイレクト販売などとも呼ばれています。

 

 

 

 

市場の中の通販型自動車保険

インターネットの普及と共に、自宅にいながら補償内容や保険料を簡単に見積もりでき、その場で申し込める利便性や安い料金が受けて、通販型の自動車保険は徐々に浸透していますが、自動車保険市場の中でのシェアは小さなものに留まっています。
日本では、MS&AD、東京海上HD、NKSJのメガ損保の占有率が非常に高く、メガ損保3社で自動保険収入の90%以上を占めている状態です。

 

 

 

 

通販型自動車保険の将来性

メガ損保が市場を占有している自動車保険業界ですが、国内の自動車保有台数が伸びない中、メガ損保の保険料収入も苦戦続きです。
そんな中、通販型自動車保険は、年々販売実績を増加させており、直実に成長しています。
通販型自動車保険で一番シェアの高いトップ企業と言えばソニー損保ですが、右肩上がりに保険料収入を伸ばしており、2007年3月期の504億円から2011年3月期の733億円へと、保険料収入は5年間で約1.5倍に成長しています。
日本の高齢化が進む中、ドライバーの高齢者割合が増え、65歳以上のドライバーの起こす事故は過去10年間で2倍以上に増えています。
大手損害保険代理店の保険料値上げも続いており、保険料の安い通販型自動車保険が、今後益々注目されるでしょう。

 

 

 

 

通販型自動車保険はなぜ安いのか?

通販型はなぜ保険料が安いのか

通販型自動車保険と言えば、まず保険料の安さが特徴ですが、通販型自動車保険はなぜ保険料が安いのでしょうか?

 

自動車保険に限らず、加入者が支払った保険料の全てが保険支払に使われるわけではありません。
保険会社の維持・運営費、保険を販売するための経費など、保険支払以外の必要となる様々な費用に使われているです。

 

例えば従来の代理店型自動車保険は、代理店に支払う手数料や、各営業所や支店などの店舗を維持するための固定費、営業マンの人件費等の経費が掛かっています。
通販型自動車保険では、主にインターネットでの販売となるため、これらの経費を大幅に削減する事ができるため、保険料を安くする事が可能なのです。

 

保険会社にもよりますが、代理店型の自動車保険と同補償内容の保険を、通販型に変更するだけで、3割以上安い保険料になる事もあります。

 

 

反面、代理店型のように担当者が対面でアドバイスを受ける事が出来ないため、ある程度の保険知識がある人でない場合、自分に必要な保険を正しく選択する事が難しいのが難点です。
また、インターネット中心の販売ルートとなる為、インターネットの苦手な高齢者には逆に不便な販売方法でしょう。

 

 

リスク回避に積極的という側面も

保険料の安い通販型自動車保険ですが、実は上記で上げた理由だけで保険料が安いのはありません。
多くの通販型自動車保険は、リスク細分型という仕組みを取っており、 年齢、車の使用目的、走行距離などのリスク要因を細分化し、事故リスクの低い人程保険料が安くなります。

 

事故を起こす可能性が低い人を多く集めるほど、保険会社は保険支払いを抑える事ができ、安い保険料でも経営が成り立つのです。

 

永年無事故で、自動車保険は保険料を払っているだけのお守りのような状態になっている人は、通販型自動車保険に変更するメリットは大きいでしょう。

 

通販型自動車保険は事故対応が弱いのか?

通販型の事故対応力は?

通販型の自動車保険を避ける人の理由で一番多いのが、通販型自動車保険の事故対応に対する不安です。
代理店方式の場合、自動車保険の契約時に面識のある代理店担当者が、事故を起こした際にも対応を行う事が多く、それが安心感に繋がっているのでしょう。

 

しかしながら実際の事故対応は、専任の担当者が行っており、これは代理店型でも通販型でも変わりはありませんし、夜間事故の場合などは24時間対応のコールセンターが一番重要になって来ます。

 

事故対応時に顧客満足度を高めるのは、対応の迅速さや途中経過の報告など、担当者の力量による所が大きく、保険の販売方法との関連性は低いのです。
実際に、事故対応の関する顧客満足度調査の結果では、通販型だから評価が低いという事はなく、同じ通販型自動車保険会社でも、評価の高い所もあれば低い所もあります。

 

事故対応力を気にするのであれば、販売方式よりも、こういった調査結果を参考にする方が良いでしょう。

 

 

顧客満足度の調査結果

 

国際コンサルティング企業のJ.D.パワー社が実施した、2013年度の自動車保険事故対応顧客満足度調査結果です。

 

 

業界平均を超える損保会社9社の内、通販型自動車保険会社は、イーデザイン損保、アメリカンホーム、ソニー損保の3社がランクインしています。
同じ東京海上グループの東京海上日動より、イーデザイン損保の方が顧客満足度が高くなっているのは、興味深い点です。

 

また、一番顧客満足度が高いのが外資損保のAIUであるのも、外資は事故対応が悪いという定説を覆しています。
同じAIG傘下の通販型自動車保険のアメリカンホームも評価が高くなっています。

 

メガ損保3社の評価が伸び悩んでいるあたり、日本の代理店型が一番事故対応が良いというには、過去の事なのかもしれません。

 

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