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ネット自動車保険が安い理由|ネット通販型・外資系が安い理由は?

ネット自動車保険が安い理由|ネット通販型・外資系が安い理由は?

 

自動社保険はネット通販型が安い、外資系が安いというのが常識ですが、安いには理由があります。

 

自動車保険の契約形態は2種類、代理店型とネット通販型(ダイレクト販売型)です。
自動車保険の代理店担当者などは、ネット通販型が安いのは事故対応が悪いからだと主張する人が多いのですが、事実は異なります。

 

このページでは、代理店型が高い理由とネット自動車保険が安い理由、それぞれの違いについて比較しています。
ぜひ参考にしてください。

 

 

ネット自動車保険が安い理由と代理店型が高い理由

ネット自動車保険が安い理由と代理店型が高い理由

 

ネット自動車保険は安い保険料を背景に販売実績を伸ばしています。
代理店型が高くネット通販型が安いのには、ちゃんとした理由があります。

 

ネット自動車保険が安い理由その1.代理店の手数料が不要

ネット自動車保険と言えば、まず保険料の安さが特徴で、新規契約や20代などの低年齢であっても例外ではありません。
保険料が安いのには理由があります。

 

自動車保険に限らず、加入者が支払った保険料の全てが補償支払に使われるわけではありません。
保険会社の維持・運営費、保険を販売するための経費など、補償の支払い以外に必要となる様々な費用に使われているです。

 

例えば従来の代理店型自動車保険は、代理店に支払う手数料や、各営業所や支店などの店舗を維持するための固定費、営業マンの人件費等の経費が掛かっています。

 

ネット自動車保険では、インターネットでの販売となるため、これらの経費を大幅に削減する事ができるため、安い保険料を実現できるというのが理由です。

 

保険会社にもよりますが、代理店型の自動車保険と同補償内容の保険を、ネット通販型に変更するだけで、3割以上安い保険料になる事もあります。

 

ネット自動車保険が安い理由その2.初心者・高齢者に優しくない

反面、代理店型のように担当者が対面でアドバイスを受ける事が出来ないため、ある程度の保険知識がある人でない場合、自分に必要な保険を正しく選択する事が難しいのが難点です。
そういった点では、自動車保険の初心者に優しくないと言えるでしょう。

 

また、インターネット中心の販売ルートとなる為、インターネットの苦手な高齢者には逆に不便な販売方法です。
高齢者にとっては、キメ細かくサポートしてくれる代理店型の方が優しい販売方法と言えます。

 

自動車保険の初心者、インターネットに不慣れな高齢者は、自動車者事故を引き起こす確率が高い層でもあります。
販売方法の特性上、高リスク客が集まりにくいのも安い理由です。

 

ネット自動車保険が安い理由その3.リスク回避に積極的

保険料の安いネット自動車保険ですが、実は上記で上げた理由だけで保険料が安いのはありません。
多くのネット自動車保険は、リスク細分型という仕組みを取っており、 年齢、車の使用目的、走行距離などのリスク要因を細分化し、事故リスクの低い人程保険料が安くなります。

 

事故を起こす可能性が低い人を多く集めるほど、保険会社は保険支払いを抑える事ができ、安い保険料でも経営が成り立つ理由です。

 

永年無事故で、自動車保険は保険料を払っているだけのお守りのような状態になっている人は、ネット自動車保険に変更するメリットは大きいでしょう。
大幅に節約できる可能性もあると思います。

 

ネット自動車保険が安い理由その4.徹底的な無駄の排除

ネット自動車保険が安いのは、徹底的に無駄を省いているという理由もあります。
例えば、SBI損保やチューリッヒは、月払い自体に対応していません。

 

参考:自動車保険月払いで安いのは?分割払いできるネット自動車保険!

 

口座振替での月払い対応となると、ネットの自動車保険では、アクサダイレクト1社のみです。
口座振替は、引き落としができなかった場合、顧客に連絡して入金案内する必要があります。

 

クレジットカードでの分割や、一括年払いなら、そういった事務にかかるコストも不要です。
支払い方法もシンプルにして、徹底的にコストを削減しているのも安い理由です。

 

外資系の自動車保険が安い理由はネット通販型だから!

外資系の自動車保険が安い理由はネット通販型だから!

 

外資系自動車保険は安いイメージがあると思います。
チューリッヒ、アクサダイレクトなどの外資系が安い理由は、そのほとんどがネット自動車保険だからです。

 

AIU保険のような代理店型は、外資系であっても安くはないです。
外資系にネット自動車保険が多い理由は、代理店網を構築するコストを掛けずに集客できるからで、コストが低いからこそ保険料を安くできるのです。

 

外資系のネット自動車保険が安い理由は、事故対応が悪いからではと心配する人もいると思いますが、こちらは会社によると思います。
事故対応満足度調査の結果を見れば、理解できると思います。

 

ネット自動車保険が増えている理由は安いから!

ネット自動車保険が増えている理由は安いから!

 

従来の自動車保険は、新車ディーラーや、損保会社の代理店を通じて販売が行われて来ました。
この代理店型の販売方法は、面倒な手続きを業者が肩代わりしてくれる点が非常に便利で、長らく市場で利用されてきました。

 

一方、ネット自動車保険は、代理店を通さず損保会社がインターネットで直接販売を行う方式です。
損保会社が直接販売を行うため、ダイレクト保険、ダイレクト販売などとも呼ばれています。

 

安いネット自動車保険が徐々に増加

安いネット自動車保険が徐々に増加

 

インターネットの普及と共に、自宅にいながら補償内容や保険料を簡単に見積もりでき、その場で申し込める利便性や料金が安いという理由もあって、ネット自動車保険は徐々に増加しています。
とは言え、自動車保険市場の中でのシェアは小さなものに留まっています。

 

日本では、MS&AD、東京海上HD、NKSJのメガ損保の占有率が非常に高く、メガ損保3社で保険収入の90%以上を占めている状態です。

 

車を初めて購入する時に、メガ損保3社のいずれかと契約して、高くてもそのまま更新を続けている人が多いのが理由だと思います。

 

安いネット自動車保険は着実に成長

メガ損保が市場を占有している自動車保険業界ですが、国内の、マイカー保有台数が伸びない中、メガ損保の保険料収入も苦戦続きです。

 

そんな中、ネット自動車保険は安い保険料を武器に年々販売実績を増加させており、直実に成長しています。

 

私自身もそうですが、少しでも安いプランで契約して、家計を節約したい人が増えているのが理由だと思います。

 

安いネット自動車保険のトップ企業はソニー損保

安いネット自動車保険のトップ企業はソニー損保

 

ネット自動車保険で一番シェアの高いトップ企業と言えばソニー損保ですが、右肩上がりに保険料収入を伸ばしています。

 

2007年3月期の504億円から2011年3月期の733億円へと、保険料収入は5年間で約1.5倍に成長しています。

 

日本の高齢化が進む中、ドライバーの高齢者割合が増え、65歳以上のドライバーの起こす事故は過去10年間で2倍以上に増えています。

 

大手損害保険代理店の保険料値上げも続いており、保険料の安いネット自動車保険は、今後益々注目されるでしょう。

 

ソニー損保が順調に成長しているのも、そういった理由があるからだと思います。
やっぱり、消費者としては安い方がありがたいですからね。

 

ネット自動車保険が安い理由は事故対応が悪いから?

ネット自動車保険が安い理由は事故対応が悪いから?

 

安い自動車保険で心配なのが事故対応ですよね?
万一のための保険ですから、安いからといって事故対応が駄目では意味がありません。
結論から言うと、ネット自動車保険だからといって事故対応が悪いわけではありません。

 

ネット自動車保険は安くても事故対応は悪くない理由

安いネット自動車保険を避ける人の理由で一番多いのが、事故対応に対する不安です。
代理店方式の場合、自動車保険の契約時に面識のある代理店担当者が、事故を起こした際にも対応を行う事が多く、それが安心感に繋がっているのでしょう。

 

しかしながら実際の事故対応は、専任の担当者が行っており、これは高い代理店型でも安いネット通販型でも変わりはありません。
特に夜間事故の場合などは、24時間対応のコールセンターが一番重要になって来ます。

 

事故対応時に顧客満足度を高めるのは、対応の迅速さや途中経過の報告など、担当者の力量による所が大きく、自動車保険の販売方法との関連性は低いのが理由です。

 

実際に、事故対応の関する顧客満足度調査の結果では、ネット通販型だから評価が低いという事はなく、同じネット自動車保険会社でも、評価の高い所もあれば低い所もあります。

 

事故対応力を気にするのであれば、販売方式よりも、こういった調査結果を参考にする方が良いでしょう。

 

ネット自動車保険(イーデザイン)の事故対応顧客満足度

ネット自動車保険(イーデザイン)の事故対応顧客満足度

 

国際コンサルティング企業のJ.D.パワー社が実施した、2013年度の自動車保険事故対応顧客満足度調査結果です。

 

業界平均を超える損保会社9社の内、ネット自動車保険会社は、イーデザイン損保、アメリカンホーム、ソニー損保の3社がランクインしています。

 

同じ東京海上グループの東京海上日動より、イーデザイン損保の方が顧客満足度が高くなっているのは、興味深い点です。

 

また、一番顧客満足度が高いのが外資損保のAIUであるのも、外資は事故対応が悪いという定説を覆しています。
同じAIG傘下のネット自動車保険のアメリカンホームも評価が高くなっています。

 

メガ損保3社の評価が伸び悩んでいるあたり、日本の代理店型が一番事故対応が良いというには、過去の事なのかもしれませんね。

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