MENU

自動車保険20等級の割引率、無事故割引で等級が上がると安い!

自動車保険20等級の割引率、無事故割引で等級が上がると安い!

 

自動車保険の割引で一番大きいのは、ノンフリート等級による割引です。
ノンフリート等級には、契約に対する無事故割引(割増)の等級区分があり、1等級から20等級(1部の共済では22等級)までに分かれています。

 

契約期間中の事故の有無によって、次年度のノンフリート等級が決まります。
一般的には、契約期間中に無事故だった場合は翌年の契約では1等級上がり、事故が発生した場合は1事故について3等級下がります。

 

 

自動車保険の割引率が20等級でどれだけ安くなる?

自動車保険の割引率が20等級でどれだけ安くなる?

 

自動車保険の等級割引でどのくらい安くなるのか、事故発生で等級割増になるとどのくらい高いのか、相場をシミュレーションしてみました。
条件は以下の通りです。

 

  • 年齢:30歳以上
  • 免許の種類:ブルー
  • 年間走行距離:5000km
  • 等級:1等級6等級20等級
  • 運転者限定:家族限定
  • 運転者の年齢制限:30歳以上
  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限

 

等級による違い確認するのが目的なので、それ以外の条件は揃えてシミュレーションしています。
シミュレーションは簡易的なものなので、実際には車種によっても変わってきます。

 

自動車保険の等級で新規6等級の相場は安い?

6等級のシミュレーション結果を以下の通りです。

 

  • 年齢:30歳以上
  • 免許の種類:ブルー
  • 年間走行距離:5000km
  • 等級:6等級
  • 運転者限定:家族限定
  • 運転者の年齢制限:30歳以上
  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限

 

車両保険なし:37,200円/年
車両保険あり:85,900円/年

 

ノンフリート等級は6等級からの新規スタートです。
1等級からではない理由は、割引だけではなく、事故が発生すると割増もあるからです。

 

自動車保険の等級で一番安い20等級に上がるとどれだけ安くなる?

20等級のシミュレーション結果を以下の通りです。

 

  • 年齢:30歳以上
  • 免許の種類:ブルー
  • 年間走行距離:5000km
  • 等級:20等級
  • 運転者限定:家族限定
  • 運転者の年齢制限:30歳以上
  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限

 

車両保険なし:18,300円/年
車両保険あり:42,300円/年

 

自動車保険が一番安い20等級だと、かなり金額が下がりますね。
無事故の場合、20等級の割引率は▲63%ですので、かなり安いと言えます。

 

自動車保険の等級で一番高い1等級に下がるとどれだけ高くなる?

1等級のシミュレーション結果を以下の通りです。

 

  • 年齢:30歳以上
  • 免許の種類:ブルー
  • 年間走行距離:5000km
  • 等級:1等級
  • 運転者限定:家族限定
  • 運転者の年齢制限:30歳以上
  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限

 

車両保険なし:75,300円/年
車両保険あり:173,800円/年

 

1等級だと自動車保険はかなり割高になりますね。
今回のシミュレーションでは、年齢を30歳以上で計算していますが、免許取り立ての18歳が事故を起こして等級ダウンになるとダメージをとんでもなく大きいと言えます。

 

自動車保険の等級割引率の計算表!20等級はかなり安い!

以下は、ノンフリート等級区分別の割引・割増率の計算表です。

 

等級 事故有 無事故
20等級 -44% -63%
19等級 -42% -55%
18等級 -40% -54%
17等級 -38% -53%
16等級 -36% -52%
15等級 -33% -51%
14等級 -31% -50%
13等級 -29% -49%
12等級 -27% -48%
11等級 -25% -47%
10等級 -23% -45%
9等級 -22% -43%
8等級 -21% -40%
7等級 -20% -30%
6等級 -19%
5等級 -13%
4等級 -2%
3等級 +12%
2等級 +28%
1等級 +64%

 

自動車保険の等級継承で安い保険料を引き継ぎする方法

自動車保険が安い等級は、実は譲渡・引継ぎが可能です。
もちろん、引継ぎには細かな条件があるのですが、20等級まで上がったものを引継げれば相当お得ですよね。
自動車保険の等級譲渡については、個別に解説しているページを参照してください。

 

参考:自動車保険の乗り換え、等級引継ぎで他社・親子に引継ぐ方法

 

自動車保険の等級は事故で下がる!等級ダウンと事故有係数の割引率

ノンフリート等級は、事故による割引・割増の制度ですが、事故が発生した場合、同じ等級であっても割引率が異なります。
例をあげると、以下のような違いになります。

 

事故無し:10等級から無事故→11等級へアップした場合の割引率は-47%
事故有り:14等級が事故発生→11等級へダウンした場合の割引率は-25%

 

ノンフリート等級の割引率は、「無事故係数の割引率」「事故有係数の割引率」に分かれています。
一度事故を起こすと、3年間は「事故有係数の割引率」が適用されるので、自動車保険料は大幅にアップすることを覚えておきましょう。

 

3等級下がる事故が発生した場合の自動車保険の割引率

3等級下がる事故が発生した場合の自動車保険の割引率
出典:https://www.bang.co.jp/cont/for-accident-causer/

 

3等級下がる事故が連続して発生した場合の自動車保険の割引率

3等級下がる事故が連続して発生した場合の自動車保険の割引率
出典:https://www.bang.co.jp/cont/for-accident-causer/

 

自動車保険の等級をリセットして安い等級で出直す方法

事故を起こして5〜1等級になると金額が上がってしまいます。
事故を起こした以上、仕方ないとは分かっていても、何とかならないかと考えてしまいますよね。

 

自動車保険は少しでも安い方が嬉しいわけですから、等級をリセットして6等級から出直す方法はないのでしょうか?
ずばり、以下のような方法があります。

 

  1. 満期日から13ヶ月経過して再契約する
  2. 自動車共済に切り替える

 

自動車保険を安い等級にリセットする方法その1.満期後13ヶ月経過してから再契約

損保会社間では等級情報を共有していますので、別会社であっても新規契約はできない仕組みになっています。
満期日から13ヶ月経過すると、別会社で新規契約できるようになり、等級がリセットされます。
とは言え、1年以上も無保険状態になるので、あまりオススメできる方法ではありません。

 

自動車保険を安い等級にリセットする方法その2.自動車共済に切り替える

共済系の自動車保険は、民間の損保会社と情報共有していません。
そのため、民間の損保会社で等級ダウンの状態であっても、安い新規等級で契約することが可能です。
共済はその組織(JA共済、全労済、県民共済)に加入していないと利用できませんが、JAは一般人でも組合員になれるので、比較的ハードルが低いと言えます。

 

自動車保険見積もりは一括見積もりを利用する同じ等級でも安い!

自動車保険見積もりは一括見積もりを利用する同じ等級でも安い!

 

等級譲渡のような例外も一部にはありますが、等級を上げるのは無事故のまま契約を継続していくしかありません。

 

とは言え、自動車保険は少しでも安いほうがいいに決まってますよね。
自動車保険は掛け捨てですからね。

 

すぐに自動車保険を安くしたい!という場合は、一括見積もりを利用するのはおすすめです。
最大20社に一括で見積もりを依頼、最短5分でどこが一番安いのか簡単に分かります。

 

参考:自動車保険見積もり比較と自動車保険一括見積もりおすすめ!

 

自動車保険が新規の等級でも安いランキングとワーストランキング!

自動車保険が新規の等級でも安いランキングとワーストランキング!

 

自動車保険は、複数の割引・特約などが組み合わされた複合商品です。
補償内容、車種、申込者の属性によって金額は変わります。

 

どこが一番安いのかは、同一条件で見積もりして比較してみなければ分かりません。
とは言え、安くなる傾向が多い自動車保険もあります。

 

以下のページでは、ランキング形式で安い自動車保険を紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

 

参考:自動車保険が安いランキング・ワーストランキング・悪評の比較

 

安い自動車保険を探すならネットの一括見積もりがおすすめ。
最大20社に一括で見積もり依頼、最短5分でどこが一番安いのか簡単に分かります。
しかも利用料は一切掛かりません!
こちらのページで詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてください。

一番安い自動車保険はどこ?